みなさん、NiziUってご存じでしょうか。
日韓合同のグローバルオーディションプロジェクト「Nizi Project」のパート2の最終順位上位9名から構成されたガールズグループなんですが、
虹プロジェクトで選抜されたメンバーだから、
「ニジユー」と読むかと思いきや、ニジューと読むそうです。
不思議ですね。ちなみにメンバーは全員日本人です。
2020年6月にデジタルアルバムの「Make you happy」でプレデビューしており、
デビューは12月2日であったにも関わらず、デビュー前に紅白歌合戦に出場内定していました。（というか、Make you happyがデビュー曲かと思っていましたよ。）
NiziUって若者を中心に大人気な訳なんですが、
人気が出た背景には二つの要素があると思っています。
一つ目は「Nizi Project」というオーディション番組での、
出場者の成長を通して、視聴者に頑張っているメンバーを応援したいと
思わせる親心を育んだ点。
二つ目は、なんと言ってもJ.Y. Parkこと、プロデューサーであるパク・ジニョンのカリスマ性でしょう。
彼は自身も歌手なのですが、近年は韓国・日本・台湾出身の多国籍ガールズグループTWICEなどもプロデュースし成功を収めております。
ちなみに餅が大好きで顔がゴリラのようだから、通称「餅ゴリ」と呼ばれているそうです。
彼自身、音楽性やダンスセンスは、優れたものを認められていながら、ルックス面の問題で中々デビューできなかった経緯があるそうです。
J.Y. Parkの名言
オーディションの過程で、メンバーに対する評価コメントを残したりするのですが、そのコメント力に注目が集まっています。
まず、オーディションの前半で、
「このオーディションは、ある特定の目的に合わせてそこに合う人を探すだけで、皆さんが特別かどうかとは全く関係ありません。一人一人が特別じゃなかったら生まれて来なかったはずです。」
と応募者に語り掛けます。
別に優れた人を探しているんじゃないんだと、
なので、もし落選したとしても貴方がダメな人間と言うことではない、
一人一人が特別な存在だ、と言うことを説いています。
また、時には
「才能ある人が夢を叶えられるわけではありません。自分自身に毎日ムチを打って、自分自身と戦って毎日自分に勝てる人が夢を叶えられます。才能をしっかり発揮できないまま終わるかもしれないという心配もあります。」
と努力の大切性についても、熱く語ります。
モチベーションマネジメントに優れた人物、という印象を受けました。
J.Y. Parkのキャラクター
J.Y. Park氏は、名前から分かる通り韓国人なんですが、
なんと日本語を話します（そこまで流暢ではないですが）
日本語を話そうという姿勢も視聴者の好感を得る一つの要素になっていると思います。
サッカー選手の海外組も通訳に頼るのではなく現地の言葉を勉強した方が、チームメイトとのコミュニケーションを円滑に進めることができ、
試合中ボールが回ってきやすい、という話に似ているとも思います。
また、自分のキャラクターに関して、変にすかした感じの、恰好をつけすぎていない点も人気の理由だと思います。
YoutubeのNiziUの動画のコメント欄を見れば、
私の推しメンは J.Y. Parkです、
と言っている人も一定数おり、視聴者の心を掴んでいます。
しかも、プレデビュー曲の「Make you happy」のPVには、
J.Y. Park氏自身も出演している(1:00ほど)のですが、
ローラースケートを履いて登場するもコケてしまい、
メンバーの女性からうっとおしそうな顔をされるという三枚目ぶりです。
このPVを見てふと思いました、
あれ？日本にもちょっと出たがりな、元歌手のプロデューサーがいたような、、、
あ、思い出した！TKこと、小室哲也氏だ！と。
ただ、小室氏の出演しているプロモーションビデオを見てみると、、、
終始キザ、かつ僕が君たちをデビューさせてあげてるんだ感、
が正直めちゃくちゃ強いです。
おそらく、こんな感じでカッコ良い感じで出演させてよ、
とか
小室氏本人が言ったのではないと思いますが、結構な年齢を重ねても
こういう演出を周りにさせてしまう空気感が、
音楽プロデュースでは成功したものの、
お金の問題等で彼が失墜してしまった一つの原因だと思います。
（念のため言っておきますが、音楽性を批判するつもりは毛頭ないです。）
と言うことで、今後のNiziUと J.Y. Parkの活躍を楽しみにしています。
