現役外資系コンサルタント虎の巻 就職・転職希望者必見

コンサルティング業界の実情から採用面接時のポイントまで現役の外資系コンサルタントの視点から切り込みます。たまに時事問題についても語る予定です。

進路検討時の文理選択について~理系は本当に有利か

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今朝のホンダの技術研究所が東京本社に集約するというニュースを見て、

良い商品、良いサービスがあったとしても、必ず売れるとは限らない

と言うことを思い出しました。

 

創業者の本田宗一郎さんを支えた名参謀と言われる藤沢武夫さんは

こんな言葉を残しています。

 

技術と営業とのバランスがとれていなければならない。ところが、往々にして、技術はその力を過大に思いがちになる。

 

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理系優位社会の日本

 

日本社会は、昔から理系社会だと言われていますが、

有名大学の理系:理系の募集枠は

東大=理系1,700名:文系1200名

京大=理系2,000名:文系1,000名

と圧倒的に理系の入学枠が多いです。

 

2013年の国立教育政策研究所の調査によると、

高校生の進路選択では

理系32 %、文系68%

と言ったデータが残っています。

 

単純に比較はできないですが、

京大を例にとると

学生の数は、理系は文系の2分の1

で尚且つ、

募集人数は、理系は文系の2分の1

つまり

京大文系の難易度は

京大理系の難易度の4分の1程度

ということになります。

 

ここまで極端な結果にならないにしても、

国立大学に進学するなら理系が有利だと思います。

かの有名なドラゴン桜でも、東大を目指すなら理系、

みたいなことを言っていましたし、

みんなが東大の理系を目指していたと記憶しています。

 

就職にも理系が有利

 

実際、外資系金融やコンサルティングの世界でも、

理系出身の社員は多いですし、

学生時代の専攻で不利になるようなことは少ないと思います。

 

最近職種として注目されている

データサイエンティストやAIエンジニア等、データ分析や統計、プログラミング等の世界で生きていくなら、

むしろ理系の方が有利なくらいです。

 

唯一の難点は、有名大学の場合、大抵の学生が大学院にまで進学するので、

親の負担が少し高いくらいだと思います。

 

大学院に進学しない学生も一部はいますが、

メーカーに入っても研究職ではなく、営業に回されたり、製造ラインに入ったり、

待遇面ではあまり期待できません。

 

私の指導教授は、学部卒と院卒の間には、

大卒と高卒ほどの差があると言っていました。

 

日本で働いている限り、学部卒の私はそんなことを感じたことはありませんが、

アメリカの会社ではここから先は院卒(修士保有者)のみで話合うから

学部卒(学士)の人は出て行ってくれ

と言われるようなミーティングも存在すると聞きました。

 

昔は理学部になんか進学すると就職先がないとか、

言われた時代もあったそうですが、

今は昔ほどそんな風潮もないと思います。

 

本日の記事が、少しでも進路選択の参考になれば幸いです。