昨日の記事を書き始める時には、
良い商品、良いサービスがあったとしても、必ず売れるとは限らない
と言うことを思い出しました
と書き出している通り、
本当はマーケティングの重要性について話をしようと思って書いたのですが、
気が付くと文理選択の話になり、話題がずれてしまっていました。
空港でのガチャガチャ販売
売り方というのは非常に大切な訳で、
例えば、成田空港なんかにある大量のガチャガチャなんかは
本当に感心するビジネスモデルです。
海外の人が日本のアニメ文化に触れることができ、気軽にお土産として購入して帰ることができる以上に、空港という場所に意味があります。
何故なら小銭は基本的に両替できないので、
出国到着時点で日本円の小銭を持っていたとしても、
次回また日本に来た時に使うとか、
記念として家に置いておく
くらいしか使い道がないからです。
言わば死に銭になるのです。
こんな使い道の無いお金を手元に置いておくくらいなら、
ガチャガチャをしておもちゃに交換した方がいくらか有効なため、
空港でガチャガチャをする外国人は多いと考えられます。
こういうお金が無駄になる、小銭がもう活用されない場面があると
いうことに気づいた人の商才はすごいと思います。
実際、新たなビジネスを生み出せる人っていうのは、
そういう観察力や思考力がある人だと思います。
ビジネス機会の可能性
今回の気づきに関連して、
こんなビジネスがあれば成功するんじゃないかと考えているアイデアがあります。
それは
QRコード決済のポイント(現金)化サービスです。
QRコード決済サービスは乱立しているのですが(Origamiは買収されましたが)、
たくさんのQRコード決済サービスに手を出してしまうと、
残高が残ったまま忘れてしまうのではないか、
という不安があり、使用を躊躇してしまいます。
そこで、各QRコードサービスに対応した残高の現金化、
もしくはポイントサービスを開始すれば需要はあるんじゃないかと思っています。
使われることのない残高=出国時の小銭と同じです。
まだ法律的に問題がないかどうか等の確認はしていないのですが、
パチンコ店の景品の現金交換が可能なくらいなので、問題はないと思っています。
マネタイズ化の手法は、
提携先からのプロモーション費用の回収(それこそパチンコ屋と提携することも可能だと思います)、ポイント還元率を100%未満にする(こちらは実現性低い)
等ありますが
、巨大なプラットフォームさえ構築してしまえば、ビジネス化することは容易だと思います。
メガバンクが今後は、口座管理手数料を取るとか言っている時代に、
そうしたサービスのニーズは今後拡大するのではないかと予測しています。
ただし、
クレジットカード⇒QRコード決済にチャージ⇒現金化
で無限にポイントを貯めることができる人が出ないように
現金化は一年に一回1000円まで等の縛りの設定は不可欠かなと思います。