現役外資系コンサル虎の巻【コンサルへの就職・中途未経験の転職希望者必見の情報満載】

コンサルティング業界の実情から採用面接時のポイントまで現役の外資系コンサルタントの視点から切り込みます。たまに時事問題についても語る予定です。

調査スキルがない人は、チコちゃんに怒られた方が良い

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経営コンサルタントの業務の一つに、

調査という業務があります。

 

私は周りの方から良く、

調査スキルが優れていると言われます。

 

ですが、個人的には、調査なんて誰でもできる作業じゃない?

と思っており、

調査スキルがあるってそんなに大したことはないし、

むしろ貴方達に調査力がないんじゃない?

と思うことが多いです。

(決して喧嘩を売っている訳ではない)

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と言う訳で、本日は

調査スキルがある

とはどういうことか考えてみました。

  

 私が考える調査力のある人の条件は以下の通りです。

  1. 調査ツールを使いこなせる
  2. 適切な検索ワードを設定できる
  3. 日頃から情報の感度が高い(日常的にアンテナを張っている)

逆に言うと上記ができていない人は調査力がないです。

 

私は上記については出来ていると自負しているのですが、

特に人から教わったことはないです。

 

センスがあるから自分はできるんだ、と言う訳ではなく、

試行錯誤の末に身に付けた能力・習性だと思っています。

 

 

 

 

1.調査ツールを使いこなしている

 

以前、コンサルティングファームではどんなツールを使って調査を行っているか、

記事に書きましたが、(気になる方は下記、リンクをご覧ください。)

どこの会社でも調査ツールは何かしら存在していると思います。
www.co-osk.work

 

せっかく存在しているツールは使いこなさないと損です。

 

尚且つ調査って、やり始めると、すぐに時間が経ってしまうもので、

結構、限りなく調べ続けてしまったりするものです。

 

そのため、如何に効率的に情報を集めるか

という観点は不可欠であり、

・財務データはSPEEDA

・ITソフトウェアパッケージの評価はガートナー

・産業調査レポートは図書館

等、どの項目はどのツールから情報を拾うかを、

自分の頭に入れておくことで作業時間を短縮化することが重要です。

 

自社に該当のツール契約がないと言う方もいるかもしれませんが、

無料で試してみて、必要な契約する!というスタンスでいてください。

 

コンサルタントを雇うよりは、よっぽど安価ですので。

 

2.適切な検索ワードを設定できる

これが今日、一番言いたかったことです。

 

例えば調べたいものがあった時に、Googleで

なんというキーワードで検索をかければ、

最短で必要な情報にたどりつくことができるか、

ということを指しています。

 

センスにも近いのですが、経験を積みコツを身に付ければ、

能力を向上させることができると思っています。

 

私はこの検索ワード設定の重要性を説くために、

とあるテレビ番組を例に出して説明をしようと思ったのですが、

その番組名が分かりませんでした。

 

そこで、私はGoogleで

「写真 検索 クイズ テレビ番組」

と検索しました。

すると一番上にクイズハッカーという下記の番組がヒットしました。

私が探していたのは、まさしくこの番組です。

www.ntv.co.jp

 

この番組は、不定期放送なのですが

回答者に対して、

とある画像(食品や人等の写真)が提示され、

回答者は、その画像を頼りに、スマホで検索を行い

その画像の商品名やどこで撮られた写真か、

を回答する番組です。

 

私はこの番組を見て、

調査のセンスとは、まさしくこれだ!

と感じた記憶があります。

 

 

ワードのセンス以外にもテクニックとして、以下のテクニックがあります。

 

-(マイナス)を使った検索除外

⇒例えば「ポケモン 投票」というワードで検索したい時に

ポケモンGoの検索結果が出てきて欲しくないときは

「ポケモン 投票 -ポケモンGO」で検索することで、

ポケモンGOに関連する情報を検索結果から除外することが可能です。

 

検索ワードにpdfを追加

⇒権威ある情報源を参考に資料を作成したい時には

検索ワードにpdfを加えて検索するだけで、

権威ある情報ソース(官庁の発表資料や学者の論文等)に

簡単にたどりつくことができます。

「セクハラ」単体だと、

よく分からない法律相談のページやブログが検索上位に来るのですが、

「セクハラ pdf」で検索すると、

法務省や厚生労働省の発表資料が検索上位にきます。

 

ちなみに「う〇こ pdf」で検索すると(伏字の〇は外してくださいね)

国土交通省が開示している

「うん〇大研究ノート」

というサイトが、検索上位に表示されました。

 

なかなかのパワーワードを発見しました。

 

3.日頃から情報の感度が高い(日常的にアンテナを張っている) 

これは書いた通りなのですが、

あれ?これってどういう意味かなと思ったらすぐ調べる癖をつける

ことが大切と言うことです。

 

私の場合、

癖をつけたと言うより、

好奇心により、すぐ調べるのが日常化しています。

 

例えば、私の場合、

南海キャンディーズの山里さんをテレビで見た時に、

昔のコンビ名なんやったっけ?

「山里 以前 コンビ名」で検索して

足軽エンペラーや!

となります。

 

日頃から疑問を持って、

かつその疑問を検索によって潰しこむような行動の癖付けが大切だと思います。

 

結論

普段から情報を調べてない人が急にできるようになるほど、

世の中、甘くないです。

 

日頃から、好奇心・疑問を持って、

生活しましょう。

 

さもないと

チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

って叱られますよ。