最近、と言うかここ2カ月くらい、USCPA(米国公認会計士試験)の勉強を割と真剣にやっています。
将来的に海外で働きたいなぁという気持ちと、キャリアの幅を今後広げたいなぁと思って勉強しています。
原因と向き合うことが大切
私自身、そんなに理解力が高い方ではないので、
問題が解けないときは、正直いらいらするのですが、
その原因は何か?をきちんと認識することが大切だと再認識しています。
例えば、USCPAの場合、
そもそも知識として不十分だったからなのか、
設問の意図を勘違いしていたのか、
計算ミスをしていたからなのか、
等、間違った回答をしたにしても、原因というものが存在します。
その原因と向き合わないことには、
また同様の問題に出会ったときに正解を出せる確率は低くなってしまいます。
つまり、同じミスを繰り返してしまいます。
こういう当たり前のことにも関わらず、なんでわからへんねん!
とか自分自身にイラついてしまったりする気持ちも起こりますが、
何とかこらえて勉強を継続しています。
こういう気持ちのコントロールや問題への対処法は、
年を重ねて&経験を通じて身に着けてきたものかなと思いますが、
問題が発生していた時に、何が原因か、を特定しないことには
問題は解決しないので、こういった考え方は、
コンサルティングサービスの基本でもあります。
ただ、こういう考えや姿勢はコンサルティングサービスに従事していなくても、
頭さえ使えば身に着けることができる習慣です。
一言でいえば、修正力といったところでしょうか。
目標を達成できる人とできない人の差は、ここに出ていると思います。
頑張っているけど成果が出ない理由は?
例えば、
「毎日15時間勉強したけど、志望する大学にも合格しなかった」
という人がいたとします。
私がその話を聞いた時に思うことは、
毎日15時間勉強できるなんてすごいなぁ、
という感心とともに、
いや、勉強方法が間違ってたんじゃない?
ということです。
この人が、志望大学に合格できなかった原因を分析して、
更に翌年頑張ることができる人なら
浪人して受験勉強に取り組むことができる人だと思いますが、
それができない人だった場合、浪人しても翌年志望大学に合格できる望みは薄いです。
こっちがゴールだ!と思って間違った道を走り続けているようなものですからね。
というか、その場で足踏みして走った気になっているだけ、
といった表現が正しいかも知れません。
正しい方向に自ら修正を行いながらゴールに向かうという姿勢に加えて、
継続するという努力を組み合わせることが効率的な学習というものかなと
私は考えています。