現役外資系コンサル虎の巻【コンサルへの就職・中途未経験の転職希望者必見の情報満載】

コンサルティング業界の実情から採用面接時のポイントまで現役の外資系コンサルタントの視点から切り込みます。たまに時事問題についても語る予定です。

第5部_プロジェクト体制とプロジェクト契約

  • コンサルタントワークのチーム体制
  • プロジェクトの提案・受注・契約
    • 契約時点での合意事項
    • プロジェクトが迷走するパターン
  • プロジェクト例

 

コンサルタントワークのチーム体制

以前の記事でも少しお話しましたが、経営コンサルタントは基本的にはプロジェクトベースで業務を行います。プロジェクトとは何か簡単にいいますと、❝お客様の一つの課題に対して対策の検討・実行を行う1つの単位❞です。小さなプロジェクトだと、プロジェクトマネージャー1人、大規模なプロジェクトになると100人超えの体制の場合もありますが、一般的には2~5人くらいの規模である場合が多く、対お客様責任者+現場責任者+実業務担当者といった組み合わせで構成される場合が一般的です。

 

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第4部_コンサルティング業界の華やかな一面

  • 華やかな一面
  • ~番外編~飲み会の実態

 

華やかな一面

ここまで泥臭い部分の話のみをしてきたので、がっかりされた方もいるかもしれません。少しだけここでフォローさせていただくと実際、コンサルティング業界には華やかな一面もあります。

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第3部_新人(新卒・新入社員)コンサルの業務内容【激務だが、成長できる?】

新卒入社や中途入社で、狭き門を潜り抜けコンサルファームに入社したにも関わらず、

 思っていた感じとなんか違う、

なんで自分がこんな地味な仕事をしなきゃいけないんだ

等の違和感を感じてすぐに辞めてしまう人も多いです。

 

そうした不一致を防ぐためにも本日の記事は是非読んでいただきたいです。

  • 地味な業務が多い(≒泥臭い)
  • ライバルと差がつくポイント
  • 次回予告

地味な業務が多い(≒泥臭い)

コンサルタントは一人の社会人として、入社一年目からやりがいの大きい仕事ができる、こんな言葉は、経営コンサルタント志望者の口から良く聞く言葉です。

しかし、実際は入社してから暫くは地味な業務に終始携わることになる可能性が高いです。

入社して、まず新人がやる仕事と言えば、

  • 会議での議事録作成
  • 必要なエクセルデータの加工
  • お客様の競合情報・事例のリサーチ

等、お客様と第一線で接することがない業務も多いです。

入社して一年目のコンサルタントに大金を払って全権を委ねるなんて、

怖くてできませんよね。

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第2部_経営コンサルタントが泥臭い職業・仕事と言われる所以【新人・転職者の感じるギャップ】

  • 泥臭い仕事とは
    • ①労働時間が長い
    • ②プロジェクト毎で環境が変わる
  • 次回予告

 

泥臭い仕事とは

先日の記事で、コンサルタントとは泥臭い仕事だというお話をさせていただきました。

みなさんは、泥臭い仕事と聞いてどのような環境を想像されるでしょうか。

お分かりかと思いますが、コンサルティング業務は肉体労働ではありません。

泥臭い業務と言われている所以は私自身の見解では、以下の2点です。

 

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第1部_経営コンサルタントとは、どのような職業か【仕事・業務内容】

  • 経営コンサルタントのイメージ
  • 経営コンサルタントとはどんな職業?
  • 経営コンサルタント=華やかな世界?

営コンサルタントのイメージ

みなさんは経営コンサルタントにどんなイメージをお持ちですか?

経営コンサルタントと言う職種の響きに加え、「ナレッジ」、「ソリューション」、「バリュー」、「ロジック」等の横文字を使いこなすイメージもあり、なんとなく華やかな世界の様に聞こえるかもしれません。

(経営コンサルタントって胡散臭い!という、意見には一旦聞こえないふりさせてください・・・)

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