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現役外資系コンサルタント虎の巻 就職・転職希望者必見

コンサルティング業界の実情から採用面接時のポイントまで現役の外資系コンサルタントの視点から切り込みます。たまに時事問題についても語る予定です。

第5部_プロジェクト体制とプロジェクト契約

 

コンサルタントワークのチーム体制

以前の記事でも少しお話しましたが、経営コンサルタントは基本的にはプロジェクトベースで業務を行います。プロジェクトとは何か簡単にいいますと、❝お客様の一つの課題に対して対策の検討・実行を行う1つの単位❞です。小さなプロジェクトだと、プロジェクトマネージャー1人、大規模なプロジェクトになると100人超えの体制の場合もありますが、一般的には2~5人くらいの規模である場合が多く、対お客様責任者+現場責任者+実業務担当者といった組み合わせで構成される場合が一般的です。

 

 

お分かりかもしれませんが、社内での職位は、

対お客様責任者>現場責任者>現場担当者

となり、プロジェクトによっては現場責任者と現場担当者の間に中間管理者が入ったり、現場担当者の下に入社後、間もないメンバーが調査・分析等のサポートといった形で入ったりします。

 

プロジェクトへの関与としては、体制上、現場責任者以上のメンバーは複数のプロジェクトを掛け持ちしていることが多いです。基本的にはスタッフと呼ばれる現場担当者が1つのプロジェクトに専任する形で業務を行い、客先常駐などの形で現場に入り込んで作業をすることが多いです。

多くのファームはこうしたプロジェクト体制を採用していますが、スタッフの段階から複数のプロジェクトを掛け持ちし、業務を行うスタイルを取っているファームも多くはないですが存在しています。

 

プロジェクトの提案・受注・契約

プロジェクトはお客様に提案書を提出し、その提案書の内容をお客様に気に入っていただき契約することに合意いただけた段階でスタートします。

お客様から1つのコンサルティングファームにプロジェクトの引き合いが来て、プロジェクトを開始する一本釣り形式での受注となる場合もあれば、お客様から複数ファームに対してプロジェクト提案が依頼され、コンペ形式で受注を争うなんてことも良くあります。

また表面上はコンペなのですが、実際はお客様のプロジェクトオーナーに目を付けてもらっており出来レースの様なコンペに参加することもあります。特に同一テーマのプロジェクトの継続契約を検討するコンペ等は、コンサルティングファームの切り代わりに伴うリスクを最小限に抑えたいため、そうした出来レースになることも多いです。

 

契約時点での合意事項

契約時点で、プロジェクト体制(お客様側とコンサルティング会社側の両者のメンバー構成)、契約価格、契約期間、最終的な成果物等のゴールイメージが明記されていることが多いです。

 

プロジェクトが迷走するパターン

提案段階で書かれている最終的なゴールが曖昧、もしくはあまり的を射ていなかった場合、プロジェクトが迷走することが多いです。

プロジェクト中に何度も方向転換が生じることや、お客様側との認識のずれによる手戻りが発生し、スケジュールの遅延や想定外の工数増となりプロジェクトが泥沼化することもあるので、提案段階はプロジェクトの肝となる部分です。

 

プロジェクト例

代表的なプロジェクトとしては以下のようなものがあります。

①システム導入支援

②人事制度の構築支援

③海外進出支援

これらの詳細については、また次回以降でお話させていただきます

 

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