検察官の定年延長問題で、いろいろ揉めていましたが、
それに関連して話題に上がっていた黒川検事長が賭け麻雀をしていたことが判明し、
辞職しましたね。
しかも、非常事態宣言中にも関わらず、知人(記者?)の自宅で
3密の条件下で麻雀をしたことで叩かれていますね。
司法試験を合格した人しかなれない検察官の人間が
賭け麻雀という違法行為をして、辞任したと言う点にはかなり違和感があります
多分、法律のプロでもこんなの違法ってほどのことじゃないでしょ、
と思ってたんだと思います。
本人はお金を賭けて麻雀をしてたつもりなんでしょうが、
結果として自らのポストを賭けて麻雀をし、結果負けたということになりますね。
賭け麻雀
私は麻雀はしないのですが、
私の周りで麻雀をしている人は、
少なくとも私が知っている限り、
みんな麻雀をするときにお金を賭けています。
私の認識では麻雀=お金を掛けたギャンブルというイメージです。
暗黙の認識で、私は麻雀をしている人はみんなお金を賭けていると思っています。
正月とかに、中国人が家庭でする麻雀とかは賭けていないかもしれませんが、
認識が間違っていたら教えて下さい。
グレーな法律
パチンコ店が三店方式という、パチンコ店、景品交換所、景品問屋という仕組みで、
実質的にはパチンコをする人が金銭という対価を受け取れるのに、
違法性は問われない仕組みであることや
一部の風俗店が店の中での自由恋愛だという建付けで、
違法性を逃れているグレーな法律の一部に
賭け麻雀も含まれていると思っていました。
過去には漫画家の蛭子能収さんが賭け麻雀で逮捕されていますが、
逮捕後の記者会見で
「もう二度とギャンブルはしません。賭けてもいいです」
とコメントされたのは、なかなかの名言ですね。
というか、中途半端に警察の気分くらいのノリで、
取締りをするくらいなら、いっそのこと徹底的に禁止して欲しいです。
日本って中途半端に世論に押されて規制が入ったり、
上記のパチンコ、風俗の規制を含めて、はっきりしないことが多いです。
最近はアニメもドラマも青少年への影響を考慮して、
喫煙シーンを規制する動きがあるみたいですが、
一方で麻雀の漫画でお金を賭けるようなアニメとか
命とお金を賭けた壮大なギャンブル映画とかは普通に放送していますね。
そのあたり、なんとも言えない違和感があります。
これはダメ、これはOKとかを白黒つけるために存在するのが、
法律のはずなんですが、
これは解釈によって意見が分かれますとか、
抜け道があるとか、本当に意味が分からないですね。
検察官の定年延長問題は、今回の件を契機に廃案となるのではと言われていますが、
個人的にはもっと生活に近い部分の法律を明確にして欲しいと思います。
そうじゃないと自分の子どもに質問されたときにうまく答えられません。