はじめに~ご報告~
昨日書いた記事がなんと、
初めてはてなブックマークの新着エントリーに掲載され、
スマートニュースのオピニオンでの取り上げていただき、
アクセス数が急増しました。
私的には初バズが生じたと思っています。
ブックマークしていただいた方々、読んでいただいた方々、
ありがとうございます!
そんな良いことがあった翌日も私は浮かれることなく、
自分を戒める意味で、
過去に働き過ぎた自分の身に起きた出来事を振り返ることで
読者の皆様にも
健康やワークライフバランスについて考えていただければ幸いです。
当時の労働状況
コンサルタントという職種は激務なこと有名なのですが、
私も例外ではなく、死ぬほど働いていた時期があります。
どれくらい働いていたかと言うと、
定時が9時~3時(15時ではなく27時を意味する3時です)
くらいの勢いで働き、
加えて週に1,2回徹夜+土日も時に10時くらいから22時くらいまで仕事
するみたいなリズムで数カ月間働くことがザラでした。
(もちろん、残業代はゼロです)
ただ、労働時間が長いだけなら未だしも、
通常の会社ではありえないくらいのパワハラも加わると
流石に働くことがしんどくなる時期もありました。
と言っても、私はメンタル(精神)面が割と強めだと自負しているので、
まず先にフィジカル(肉体)面に不調をきたしました
そもそも、勤務時間が9時-27時なので、通勤を考慮すると自宅にいる時間は
4時(28時)~8時くらいまでです。
その中で、食事、シャワー、睡眠、着替え等をこなさなければいけません。
そのため、睡眠時間は毎日3時間程度でした。
働き過ぎた私に起きた異変
睡眠時間の短さ故にまずは、
①深く眠れない
と言う体の不調が発生しました。
寝てもすぐに起きないといけないことが確定しているので、
全然深く眠れない、寝坊を恐れるあまり目覚めが良い一方、
あまり休むことができませんでした。
休めるタイミングでもうまく休めない、これぞ悪循環です。
その次に生じた体の異変は
②鼻血が20分ほど止まらないことが1日に3-5回発生
血が出るって本当に怖いですよね。
これは流石に焦りました。
後になって、
原因は自律神経の乱れであることが判明したのですが、
通常、鼻血は興奮状態に出ることが多い
(良く漫画とかでエッチな場面になると鼻血が出る描写があるのがそういう状態)
にも関わらず、
私の場合、神経が馬鹿になっていたので睡眠中や入浴中など、
本来リラックスしているべき時に体が興奮状態になり、
鼻血が出るようになっていました。
寝ている間に鼻血が出て枕が血に染まることもありました。。。
最後は、
③微熱が続く
風邪かな?と思うくらいの37度ちょっとの熱が続きました。
病院に行っても風邪ではない、おそらく過労と診断されました。
こちらも自律神経が乱れ、自分の体温を調整する機能が失われていたのだと思います。
診療内科へGo
正直、心療内科等に行くのは抵抗があったのですが、
流石に体調面に不調が出たら(特に血が出たら)看過する訳には行かず、
心療内科に行くことにしました。
医師からは3カ月休職を強く勧められたのですが、
そんなに休む社会復帰できるか不安だったため、一旦1週間、有休を消化し、
漢方(+睡眠導入剤)を中心に投薬治療を行い、
社会復帰し、現在に至ります。
投薬治療、通院は半年以上していました。
ちなみに、今でも強いカフェインの飲み物を飲むと、
頭痛や手の痺れの症状が出ることがあります。
ちょっと病み上がりなので、
体の負荷を考慮してくださいと上の人に伝えたのですが、
次プロジェクトで1カ月で5回くらいは徹夜せざる負えない状況になり
徹夜した経験があります。
ちなみに当時のプロジェクトマネージャーから後日、
お前は喜んで徹夜するタイプの人間だと思ってたけどなぁ
と言われました。
心の中で、そんなはずないやろ
とツッコミました。
強く伝えたいこと
メンタル(精神)、フィジカル(肉体)のいずれに
症状が現れるかは人によると思います。
しかし、
- 放っておいて良くなる可能性は低いこと、
- 放置して重症化すると回復するまでのスピードが遅くなること
を考えると、すぐ病院に行くことを勧めします。
というか、
病院に行ってください
間違えました
病院に行け
メンタル(精神)、フィジカル(肉体)のいずれかにガタがくることは、
ただの崩壊の切り口に過ぎず、
最終的には両方が崩壊することになります。
正直、メンタル系の病院に行くことは勇気がいりますが、
仕事なんて人生の手段でしかないので、思い切って病院に行きましょう。
ちなみに産業医に相談するという方法もありますが、
産業医と面談しても休みを推奨されるくらいで、
大した成果は期待できないでしょう。
(私の経験上、産業医は会社の味方なので)
なので、信頼できる街のお医者さんや大病院の心療内科を見つけ、
診療されることをお勧めします。