今日は、今朝私が目にしたサッカーに関する記事について
書きたいと思います
Jリーグはアグレッシブさに欠ける?
FIFAの教育研究機関が世界の世界92カ国のトップリーグを対象に
一試合あたりのイエローカードとレッドカードの枚数を調査した結果、
日本のJリーグが最もカードの少ないリーグだったとのことです。
日本人は礼儀正しいし、カードの枚数が少ないのも頷けます。
なので、この調査結果はあながち間違いではないかと、
ただ、言葉の表現には少し気を付けてほしいもので、
アグレッシブと聞くと
「もっとアグレッシブに行け!」
なんて檄もあるくらいで
結構ポジティブな意味があるので、
Jリーグがアグレッシブでない=ネガティブな印象を受けてしまいました。
この結果はそうではなく、
Jリーグはフェアプレイ精神あるリーグ、
Politeness(礼儀正しい)なリーグと形容して欲しかったです。
そもそもJリーグって
退場が多い選手は起用しなかったり、契約を解除したり、
中々厳密に対処するので、それもこの結果に出ていると思います。
J1リーグはレッドカードが平均0.07枚、
イエローが2.19枚で合計2.26枚。
ノルウェーのエリテセリエン(0.08枚+3.03枚の3.11枚)に0.85枚差
出所:J1は世界で最も“アグレッシブでない”リーグ? 調査機関が驚きのデータを発表! | サッカーダイジェストWeb
欧州5大リーグ最少はイングランド プレミアリーグ
私が、流石、日本のJリーグと思ったところで読み進めていくと、
以下のような衝撃の記載がありました。
欧州5大リーグでは
イングランドのプレミアリーグが最少
と。
だって、この記事を読んでもサッカー好きな人の場合、
プレミアリーグが最少=アグレッシブでないリーグと思う人はいない
と思います。
だって、プレミアリーグって、
結構頻繁に、選手が複雑骨折して骨が見えるようなけがをして
中継中断とかしているイメージがあります。
加えて、ファウルの基準が厳しくて、多少手荒いタックルでも
審判は笛を吹かないので、カードの枚数が少ないんだと思います。
元日本代表の武藤も、
ドイツではタックルを受けたら我慢せず、倒れろと言われていたところ
イングランドでは我慢して倒れても笛が吹かれない(ファウルにならない)、
と言っていました。
フィジカル重視の流石ラグビーの発祥の地というべき、結論です。
(まぁ、サッカーもイングランドが発祥の地なんですが。)
欧州5大リーグでは、
イングランドのプレミアリーグが最少
(レッド0.13枚+イエロー3.61枚の3.74枚)。リーグ・アン(0.26枚+3.72枚の3.98枚)、
ブンデスリーガ(0.19枚+3.94枚の4.13枚)、
ラ・リーガ(0.23枚+5.28枚の5.51枚)、
セリエA(0.31枚+5.51枚の5.82枚)の順だった
出所:J1は世界で最も“アグレッシブでない”リーグ? 調査機関が驚きのデータを発表! | サッカーダイジェストWeb
と、いろいろ書きましたが、
その国それぞれのサッカー文化があって良いと思います。
(国際試合でレフリングの基準がぶれたら困りますが。)
最後は私が敬愛する名アナウンサー、倉敷保雄さんの名言で終わりたいと思います。
日本のサッカーはいいですね。
ギスギスしたリーグが世界にはあります。
だけど自分たちのJリーグというものは、これでいいんじゃないかな、と思います。
誰もが来て楽しい、ファミリーで来て楽しい、子供たちと一緒に来られるJリーグ。
もちろん一戦一戦はタフな真剣勝負だと思うし、
そういうところから世界を目指していくというのが僕らの国のサッカーだと思いますが、
だけど、Jリーグの中で片方が勝ち、片方が敗れるということがあったとしても、
全力を尽くして戦った後に心を通わせる光景があるスタジアムを、
いつも期待したいと思います。
2008年12月13日J1J2リーグ入れ替え戦より