先日、田代まさしさんが薬物で逮捕されましたね。
もう四回くらい薬物で逮捕されていて、
世間一般的にはもう治らない病気なんだろう、
という感覚かと思います。
最近、裁判が行われたのですが、以下のような証言をしています。
2019年10月には、参加したイベントの仮設トイレに、
覚せい剤や注射器などが置いてあり、「チャンスだと思った」とも述べた
と、そんな状況普通起こりえる?と言う疑問とともに、
証言内容がなかなか生々しく興味深いです。
そもそも、シュチエーションについては、その筋の人が仕組んだのかもしれません。
泥沼の再犯地獄
今回の逮捕を通して思うのは、
田代まさしさんが薬物から更生して真人間になることが社会に好影響を与えるのか?
という疑問です。
もちろん、薬物を使う人がいない社会、薬物を使ったことがある人が再犯しない社会は
素晴らしいと思いますし、実現することは望ましいと思います。
ただ、今回のような著名人が薬物で逮捕されたにも関わらず、
簡単に更生した場合、世間のひとは「あれ?案外大丈夫じゃね?」
と思う可能性が少なからずあります。
しかも、その薬物をした経験のある人がすごい業績を残している人の場合、
もっとタチが悪いです。
(ビートルズとか、カート・コバーンとか、尾崎豊とか
伝説化されるとかなり厄介)
そのため、極論を言ってしまえば、
薬物が一度使ってしまうと何回も使用・逮捕を繰り返し、
二度と立ち直れないような危険な存在ということを人々に
認識させるためには、今回のように著名人がひたすら没落していく様子が報道された方が社会的には好影響だと思います。
と言っても、個人一人一人の視点で見たときには、
それは好ましくない負のループな訳で、
社会にとっても良くないことであるのは明確です。
薬物の消費量の一定の市場規模がキープされ続けるので、
元締めが富を肥やすことにもつながります。
それを防ぐためには、薬物の使用をもっと厳罰化し、
例えば50年間とか刑務所から出られないくらい厳しくすることで、
物理的に再犯ができないようにすることが必要だと思います。
薬物中毒者で刑務所があふれる懸念はありますが、
物理的に薬物が入手できない場所で、
造船所のような少し規則が緩めの生活を過ごせるようにすれば、
社会的な負担も多少は少なく済むんじゃないかなと思っています。
あと、煙草ですら、カッコ良いって理由で始める人がいるわけなので、
一種のネガティブキャンペーンにもっと力を入れることも
必要だとは思います。