以前、私が記事にした新型コロナウイルスの件、
まだまだ感染が拡大しています。
専門家の推測も
当初の感染力は低い、
から
感染力は強い、
へと変化していますので、
皆様お気を付けください。
感染予防には、インフルエンザ予防と同様の対策が有効で、
手洗い・うがい、マスクの着用が推奨されています。
ただし、マスクがどこに行っても売っていません。
私も、
この土曜、日曜だけで近くのドラッグストアを10件ほど回ったのですが、
全てのお店で品切れになっていました。
実家に住む母親にも近くでマスクは売っていないか、
聞いてみたのですが、どこも品切れということでした。
ネット上には売ってないこともないですが、
50枚10,000円とか、普段の20倍くらいの価格で
やってられないですね。
今回は、今後の入荷の目途を予測すべく、色々と調査してみました。
そもそもマスクの生産地はどこ?
少し古いデータにはなりますが、
2018年のデータによると日本に流通しているマスクは、
80%が海外生産、20%が国内生産となっています。
どこの国で生産されているか、
と言う内訳についても少し調べてみたのですが、
正確な情報は載っておりませんでした。
単価が安くて、それほど高度な技術力が不要と言う製品特性、
最近の報道内容に
私の経験を加味すると、
おそらく大多数は中国で生産されている
と考えられます。
マスクの需要が世界で一番多いのは確実に中国であるため、
日本向けの供給には少し時間がかかる可能性もありますが、
日系メーカーが自社向けに現地でマスクを生産しているケースも多い
と考えられますので、
結論として入荷のリードタイムに、それほど大きな影響はないでしょう。
ただし、台湾の場合、マスクの供給に政府が介入し、
供給コントロールをしているそうですので、
中国で同様の処置がとられた場合は、影響大だと思いますが、
今のところそのような動向はありません。
と言うか、流石に市場規模が大きすぎて、
中国政府でもマスク供給量のコントロールは難しいと思います。
入荷の目途は?
少し調査をしてみた感じだと、
2009年の新型インフルエンザの流行期にも
マスクの品切れ問題は発生していた様です。
当時の感じだと、
売り場からマスクがなくなってから3週間程度で、
手に入る状態に回復したそうです。
今回は、
世界的な流行であること、
中国からのインバウンド客の数が
2009年679万人
2018年3,119万人
出所:訪日外客数・出国日本人数データ|統計・データ|日本政府観光局(JNTO)
と急激に伸びてはいますが、
流石に生産面も10年前に比べると効率化していると考えられますので、
概ね1カ月以内には供給は正常に戻ると
予測しています。
マスクがない人は、どうすれば良いの?
家にマスクが一つもなく、手に入らない方は、
どうすれば良いの?
と言う疑問があると思います。
マスクは確かに予防策の一つではありますが、
マスク以上に有効な対策は手洗い・うがいです。
情報に踊らされて、
法外な価格のマスクを買うことはないようにしましょう。