本日は、新たなテクノロジーについてお話したいと思います。
CES2020での注目テクノロジー
ところで皆さんは、
CESってご存じでしょうか。
毎年1月にアメリカのラスベガスで開催される電子機器の見本市なのですが、
※:元々はConsumer Electronics Showという名称でしたが、
今は家電のみが対象になっている訳でもないため、
省略形のCESが正式名称になっています
世界の最先端のテクノロジーを使った製品が展示される見本市となっており、
電子機器業過はもちろんのこと、コンサルティング業界からも
毎年、非常に多くのメンバーが視察に訪れています。
私も一度で良いから、是非訪問してみたいと考えているイベントの一つです。
で、先日、とある方のセミナーに参加した際に、
今年のCESではどんなテクノロジーに注目したか、
と言う話題になりました。
その方が言われるには、
ウエイトマシーンにもスマート化の流れが来ており、
従来は、個人毎に適切な重さのウエイトを装着し、
筋力トレーニングを行っていたのものが、
センサーでその人の筋力に応じた適切な重さに自動で設定してくれる
ウエイトマシンが登場した。
自動で負荷が調整されるため、
もちろんウエイトの脱着も不要だそうで、
非常にテクノロジーが画期的だとおっしゃっており、
なんと優れたテクノロジーに対して与えられる
CES2020 Innovation Award
を受賞したそうです。
加えて、そのウエイトマシーンを開発したのが、
東京の中目黒にある会社だということで、
ラスベガスで、中目黒の会社の方から製品説明を受けることになり
非常に不思議な感覚に陥ったと言われていました。
その件に関して、興味を持ったので私の方でも少し調査してみました。
ヒガトレックとは
製品名はヒガトレック(Higatrec)
提供している企業は
株式会社All You Need Is @中目黒
です。
比嘉さんと言うトレーナーの方が起業された会社のようです。
製品のコンセプトは
「効率最優先」それがHigatrec(ヒガトレック)のベースコンセプトです。ヒガトレックはウェイトトレーニングマシンをここまで進化させました。これまでのマシントレーニングと比較して、圧倒的に短時間で飛躍的に高効率な筋力トレーニングが行えます。
出所:IoT電子制御トレーニングマシンHigatrec(ヒガトレック)
とのことです。
ヒガトレックのマシンが、従来のマシンと大きく異なる点は
①ウエイトが存在しない
⇒ウエイトにより負荷をかける従来の手法ではなく、
コンピュータで制御したモーターにより負荷の調整を実施
ウエイトがないため、周囲に人が居ない場面でも安全に使用することが可能であり、
最近流行している24時間営業の無人ジムにも適した仕組みだと思います。
②使用者の状況に応じた負荷が自動で変化変化・調整
⇒①のコンピュータによる制御で、負荷を自動調整
具体的には、体調が悪い時は弱い負荷になるだけでなく、
持ち上げる時だけでなく、従来ウエイトを下げる動きをしていた時にも
負荷をかけ続けることが可能
そのため圧倒的に短時間で筋肉に効率的な負荷をかけることが可能
③マシンがアプリと連動
⇒過去の実績等を記録するだけでなく、
個人に最適なトレーニングスケジュール作成が可能
とのことです。
こちらのサイトでも紹介がされていますが、
2019年7月時点の記事なのでテクノロジーとしては
もう少し進化しているかもしれません。
日本から、このような新しい技術が登場してることは非常に誇らしいことですし、
短時間で効果的に運動ができるということは、
仕事が忙しくてあまり時間を取れない日本人にもピッタリな製品だと思います!
個人で導入するのは難しそうですが、
どこかにジムにあれば、是非使ってみたいです。