フィリピンのファストフード事情
ローカルフード以外では、フィリピンにも
勿論KFC、マクドナルドなどのファストフードチェーン店が出店しています。
今回はそんなフィリピンのファストフード事情をご紹介しようと思います。
現地のチェーン店は、ところどころ、ローカライズされている面もあり、
例えばフィリピンのKFC、マクドナルドではライスを提供しています。
ちなみにマクドナルドでもフライドチキンを売ってます。
他の違いとしては、日本に比べるとセットの量がかなり少ない気がしました。
マクドナルド行った後にバーガーキングに行ったりしてお腹を満たす、
そんな生活をしていました。
あと、マクドナルドの価格は、向こうのランチ価格にするとかなり高級です。
セットだと普通に200ペソ(600円)くらいした記憶があります。
てか、KFCにも何度か行ったんですが、
おすすめメニューが品切れなんてことも結構ザラで、何度、品切れです、
と言われたことか。
特に夜の遅い時間に行くとメニューの選択肢が少ないです。
この点はフードロスを気にして必要最低限しか材料を入荷していないのかもしれません。
その点は見習うべき点かと思います。
しかもストローがある店がほとんどありません。
私の記憶する限り、タピオカミルクティーの店とスタバくらいです。
おそらく環境に配慮してプラスチックの使用を制限しているのだと思います。
スーパーマーケットの袋も紙製でしたし、途上国と侮ることなかれ。
またドリンクに関しては、
ほとんどすべてのレストランでネスティー(多分ネスレのアイスティー)を
提供しているのですが、これが驚くほど甘いです。
最初から砂糖が入っている、というか多分粉末を溶かして作ってるので、
甘さの調節をする選択肢はこちらにはないです。
フィリピンのアイスティー甘すぎるでしょ、って学校の先生に言ったら、
「そう?水入れて薄める人もいるかもね」
くらいで全然気にしたことはない感じでした。
私はコーヒーを飲むときも砂糖を3袋入れるくらい甘党なんですが、
こんな私が嫌がるくらいの甘さです。
例えるなら、
カルピスを
日本では原液1:水4を作るところを
フィリピンでは原液1:水1くらいで作っているくらい
の甘さです。
下手したら原液の方が比率多いくらいかもしれません。
ちなみに現地のファーストフードのセット価格表示は、
アイスティーを選択した場合の価格が記載されており、
コーラとかほかのドリンクを注文した場合は価格が加算されます。
つまりアイスティーがデフォルトです。
ローカルファストフードの帝王ジョリビー
フィリピンにはジョリビー(Jollibee)なる
ローカルファストフードチェーンが存在します。
マクドナルドとKFCを足して2で割ったようなお店です。
ハンバーガーとフライドチキン、パスタが主力で、
内資系のため価格はもちろん安いです。
ミッキーマウスぽい、蜂をモチーフにしたキャラクターが人気です。
ちょっと調べたら、Jollibeeは日本への進出も予定しているとのことです。
味も悪くはないんですが、
価格面でマクドナルドと競争できないとなかなか厳しいでしょうね。
ジョリビーの同系列にgreenwichなるピザ、ラザニアを主力とするチェーンがあり、
個人的には、こちらの方が差別化もできるし、受けもよいような気がしますが、
進出はないんでしょうかね。
以上、フィリピンのローカルファストフード事情でした。