エントリーシートが通過した暁には、晴れて面接に臨むこととなります。
内定までの一番の鬼門と言えば、やはり面接かと思いますが、
今回は面接時のポイントの大前提について述べます。
面接時のポイント:大前提として嘘を付かない
採用面接を担当していると、海外でボランティア活動をしていた、ベンチャー企業を起業して成功を収めた等、華やかな経歴の方がたくさん面接に来られます。
しかし、ここで質問です。
皆さん、面接時に嘘はついていませんか。
私の嘘は絶対にばれないと思っている方でも、
嘘を付くとどこかに綻びがでてしまいます。
絶対にやめましょう。
以前、学生時代に頑張ったことというテーマの話をうかがっている時にエントリーシートの内容と話をしている内容に少し異なる点がある志願者の方がおられました。
具体的には
中学時代まであることを頑張っていたとエントリーシートには記載があるのに、
口頭では高校時代まで頑張っていたと話をされていました。
学生時代に頑張ったことなんて、そう簡単に間違えませんよね。
その方が100%嘘を付いていたとは言い切れないのですが、
その後のエピソードについても、
大学から周囲が経験者だらけのスポーツを始め、
みんながルールをあまり理解していない中で自分はルールを深く勉強して成功を収めた
というエピソードを語られました。
周りが経験者なのにそんなことある?とそのエピソードも嘘っぽく聞こえてしまい、
不採用とした経験があります。
志願者1人に対して面接官2人で担当しましたが、
私とペアを組んだ面接官も全く同じ感想を言っておりました。
周りのみんなが嘘を付いているからとか、
周囲の人が華々しい経歴を持っていることに対する引け目を理由にして、
嘘を付くのは絶対にやめましょう。
確かにすごい経歴の方はおられますが、
面接官は経歴のすごさを聞くために面接をしているのではありません。
例え、志願者が世界一をとったことがある人でも、その凄さに感心するのは一瞬で、この人が信頼できる人か一緒に働きたい人かという点を見ています。
そのため、どんなに些細なことでもその人が胸を張って一番頑張ったことであれば、人となりや魅力は充分に伝わります。
人生の将来を左右する就職・転職の面接時に
自分を良く見せたいという気持ちは充分にわかります。
でも、見栄を張るために嘘をついて信頼関係を壊してしまうこと
勿体ないとしか言いようがありません。
まず大前提として、
嘘をついてまで自分を大きく見せたい人と一緒に働きたいでしょうか。
私は、働きたくはありません。
なので、嘘はやめましょう
絶対に!