新卒採用の場合、他の事業会社と同様にコンサルティングファームでも
エントリーシートを提出することが一般的です。
今回はエントリーシートの記載時の注意点について述べます。
エントリーシートの記載項目としては、以下の2点がよく出題されます。
これらのへの対策を中心に以下でご説明します。
- 志望する理由
- 学生時代に頑張ったこと
エントリーシート記載時の前提
エントリーシート記載時の注意点としては、第一に簡潔かつ、明確に志望理由を記載することが必要です。
- コンサルティングファームは人気の業種であるため、志望する学生は、非常に多いです。また採用担当者は限られた時間の中で大量のエントリーシートを読む必要があります。そのため、内容が頭に入ってきにくい内容のエントリーシートは面接に進めない可能性が高いです。
- また、そもそもコンサルタントという仕事は、企業の役員クラスのお客様に対して限られた時間の中で、伝えたいことを伝えることが重要な職業です。そのため、簡潔に自分の言いたいことを伝えるという能力は不可欠な能力であるため、エントリーシートでも、その条件を満たしていることは必須です。
記載ルールとしては、最初に結論を一文で簡潔に述べ、その後その理由や説明を補足するという文章構成にしてください。
例)結論+理由①+理由②…+結論(再掲※表現は最初の結論と少し変える)
志望動機
志望動機を記載する上で、確実に押さえておかないといけないポイントは業種への理解です。経営コンサルタントという存在は、学生にとってはやはり身近な存在ではないことが多いです。そのため、業務内容あその華やかさと言った部分に僕然とした憧れを持って、望んで来る学生が多いです。そのため、自分はコンサルティング業務がこうした泥臭い業務であることを知っている、それに加えて、こうした理由から自分に向いている職業であると述べることがエントリーシート通過の近道になるでしょう。
学生時代に頑張ったこと
学生時代頑張ったことを記載する上で、重要なポイントはPLAN→DO→SEEの流れで記載するということは、多くの方々もご存知でしょう。しかし、コンサルタントとは、結果(Output)重視の職業であるため、試行錯誤の結果、実際にどのような結果を残したか、というところも重要な要素になります。
記載する上での流れとしては、
- 学生時代は~を頑張った(結論)
- 何を目的に~に取り組もうと考えた(PLAN)
- しかし~というポイントがうまくいかなかった(DO)
- うまくいかなかった原因を考え、~という対策を考案した(SEE)
- 最終的に「具体的な数字」を残すという結果を収めることができた(Output)
上記の流れを意識したエントリーシートを記載することで、エントリーシートの通過率はアップします。
ただし、エントリーシートはその後の面接でも深堀されることもあります。
ここでの記載内容を盛ったり、嘘をついたりすることはやめてください。