現役外資系コンサルタント虎の巻 就職・転職希望者必見

コンサルティング業界の実情から採用面接時のポイントまで現役の外資系コンサルタントの視点から切り込みます。たまに時事問題についても語る予定です。

第7部_人事制度構築支援プロジェクトにおけるコンサルタントの支援内容

 

 

人事制度の構築支援

学生の方には馴染みがないかもしれませんが、社会人の方であれば、どんな会社にも人事制度が存在すると思います。人事制度とは何か念のためご説明いたしますが、人事制度は大きく分けると下記の3つの制度から構成されます。

  • 等級制度:企業の各役職の職務内容・昇格条件等を定義した制度
  • 評価制度:昇進・昇給等に直結する評価基準、評価者・被評価者を定義した制度
  • 報酬制度:基本給・諸手当手・賞与を定義した制度

企業が上場準備をする場合や合併に伴い従来複数社であった制度を統一しないといけない等の場合を除き、人事制度自体を抜本的に再構築する機会はそうそう無いかと思います。

そのため、システム領域と同様に人事領域においても、人事制度に関する詳細な知見を持つ人材を社内に抱えている企業は少ないです。

そうした理由から人事制度の見直しが必要な場合は、専門的な知見を持つ、コンサルタントに支援を求められることが多いです。

 

 

コンサルタントは他社事例等に関する知見加え、お客様と同規模の企業を調査・比較しながら、お客様に適した制度設計を行います。

特に昨今は少子高齢化社会に対応する形で家族手当を廃止して、児童手当を採用する企業が増えるなど、時代の流れにも合わせた制度設計も必要になってきています。


コンサルタントの具体的な業務内容として、お客様へのヒアリング、資料作成、MTG(報告)と言った部分は想像しやすいかと思いますが、その他に社内にどうしてもナレッジが無い分野である場合(私が経験したのは日本でも数社しか存在していない商品を扱う法人の場合)等は、労働基準監督署に電話確認をし、法律の観点からみて設計内容に問題がないかといった調査も行います。

そうした泥臭い調査も行いながら、お客様のニーズに合致する制度を構築することがコンサルタントの業務です。

 

また人事制度の構築にコンサルタントを使うメリットは、知見面以外にもあります。

それは、公平性の観点です。

コンサルタントはお客様の企業の当事者ではないため、第三者の客観的な視点から人事制度を見直すことができます

現状の制度を見直す際には様々な利権が絡むため、社内の人事部が主体となって制度を見直した場合、不公平感による他部署との軋轢が生じたり、幹部社員からの社内圧力により制度変更が頓挫したりする場合があります。

 

 

コンサルティングサービスの活用意義
外部のコンサルタントは、社内政治に関係なく、飽くまで客観的に制度見直しを提言できる存在です。そのため、公明正大な意思決定を行うことができます
そのような観点からもコンサルタントという外部の専門家を雇い、人事制度を構築するメリットは大きいです。

 

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