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現役外資系コンサルタント虎の巻 就職・転職希望者必見

コンサルティング業界の実情から採用面接時のポイントまで現役の外資系コンサルタントの視点から切り込みます。たまに時事問題についても語る予定です。

第3部_新人コンサルタントはどのような業務を行うか

 

地味な業務が多い(≒泥臭い)

コンサルタントは一人の社会人として、入社一年目からやりがいの大きい仕事ができる、こんな言葉は、経営コンサルタント志望者の口から良く聞く言葉です。

しかし、実際は入社してから暫くは地味な業務に終始携わることになる可能性が高いです。入社して、まず新人がやる仕事と言えば、

  • 会議での議事録作成
  • 必要なエクセルデータの加工
  • お客様の競合情報・事例のリサーチ

等、お客様と第一線で接することがない業務も多いです。入社して一年目のコンサルタントに大金を払って全権を委ねるなんて、怖くてできませんよね。

 

コツコツと日本語、英語を問わず様々なデータソースを当たって調査をしたり、エクセルマクロやACCESSを使ってデータを加工・分析したり、会議に出席して議事録を作成したり、地味な仕事が多いです。

一見これらの業務は地味で、重要でないように思われるかもしれませんが、コンサルタントとしての土台を作る重要な基礎トレーニングです。議事録作成は会議の要点を掴む能力に加え、聞いた内容をまとめて、伝わり易い様に表現する能力が身につきます。

またデータの調査・加工をすることでツールの使用法に加え、問題分析時の目の付け所はどこか?といった課題を発見する能力も身につけることができます。

 

ライバルと差がつくポイント

常に集中力を切らさず、堅実に業務をこなすことに加えて、臨機応変に業務にひとスパイス加えることのできる人物がコンサルタントとして重宝されます。

安土桃山時代に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が織田信長の草履を懐で温めて、織田信長を喜ばせたエピソードは有名ですよね。時代が流れ平成になり、職業も武士と経営コンサルタントは全然違いますが、結局のところ、そうした「ひとスパイス」を利かせることのできる人間が出世するのは古今東西同じです。
経営コンサルタントにおける「ひとスパイス」とは、データを加工するだけでなく、このデータからはこのような知見が得られたので、こういった部分をさらに深堀してはどうかと言う現場目線の意見の提供や議事録作成時にも単純に発言内容の逐語録を作るのではなく、逐語録を読む時間のない役職者向けにその議題やその結果に応じて要点をまとめたサマリ資料を添付する等の気遣いができることです。

 

大きな野心をもって、コンサルティング業界の門を叩いた新入社員が、最初に与えられた仕事の地味さにモチベーションを下げるなんてことも多いです。しかし、与えられた業務の中で自分に何ができるか、どのような形でプロジェクトに貢献できるかを常に考え、行動することで日々コンサルタントとして成長することができます。

この点は全てのビジネスマンにも通じる部分はあるかと思います。

 

次回予告

さて、次回はコーヒーブレイクを兼ねて、非業務面を中心に、「実際のところコンサルティング業界には華やかな一面は一切ないの?」という疑問にお答えしていこうと思います。